終わったドリルと参考書、どこへやる?|残す・譲る・資源に出す・専門買取の4つを親目線で比べる

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三月と四月に、わが家では必ず同じ問題が起きます。一年ぶんのドリルと参考書が、机の横に積み上がったまま動かないのです。捨てるのは惜しい、でも取っておいても開かない。この「とりあえず」の山が、次の学年の教材を置く場所を奪っていきます。この記事では、終わった教材の行き先を四つに分けて、手間・お金・向いている本の三点で比べます。どれが正解かではなく、どの本をどこへ流すかを先に決めてしまうのが目的です。

この記事でわかること

  • 「とりあえず取っておく」が山になる仕組み
  • 終わった教材の行き先は四つしかない、という整理
  • 手間・お金・向いている本での比べ方と、わが家の線引き

「とりあえず取っておく」が山になる仕組み

教材を捨てられないのは、片づけが苦手だからではありません。判断の材料が一つも決まっていないからです。もう一度やるかもしれない、下の子が使うかもしれない、受験のときに見返すかもしれない。どれも「かもしれない」なので、いつまでも結論が出ません。

私が変えたのは、片づけの日を決めることではなく、本の種類ごとに行き先をあらかじめ決めておくことでした。書き込んだドリルはここ、書き込んでいない問題集はここ、と決めてしまえば、山を前にして悩む時間がなくなります。

ちなみに、そもそも一年ぶんが手つかずで残ってしまう場合は、教材の量そのものが合っていない可能性があります。小学生ドリルの選び方も合わせて見直してみてください。

行き先は、四つしかない

① 残す ── 次の学年で使い直せる本だけ

残す価値があるのは、書き込んでいない問題集と、学年をまたいで使う参考書です。逆に、書き込み済みのドリルを「見返すかも」で残すのはほぼ機能しません。わが家では実際に一度も開きませんでした。

残す本は一学年につき二、三冊までと決めると、置き場所の争いが起きません。

② 譲る ── きょうだいや知り合いへ

手間はほぼゼロで、いちばん気持ちよく手放せる方法です。ただし改訂が入る教科書準拠の教材は、二年も経つと中身がずれることがあります。譲る前に発行年を見て、古すぎるものは無理に渡さないほうが親切です。

③ 資源に出す ── 書き込み済みのドリル

書き込みがある教材は、売ることも譲ることもできません。ここは迷わず古紙の回収に出してかまわない、と割り切るのが早いです。「もったいない」の正体は、教材そのものではなく、そこに費やした時間への未練だと気づいてから、私は手が動くようになりました。

どうしても残したいページだけ写真に撮っておく、という折衷案もあります。

④ 専門の買取に出す ── 中学受験の塾テキスト・過去問・参考書

意外と知られていませんが、学習参考書や塾のテキスト、赤本を専門に買い取る業者があります。一般の古書店では値がつきにくい種類の本でも、学参だけを扱うところなら値がつくことがあります。冊数がまとまっていて、書き込みが少なく、発行年が新しいほど条件はよくなります。

向いているのは、中学受験が終わったあとの塾テキストや過去問、上の学年へ進んで不要になった参考書です。一冊二冊では送料のほうが高くつくので、一年ぶんためてから一度に出すのが現実的でした。査定額は本の状態や時期で変わるため、金額はあくまで目安として考えてください。

④に当てはまる本がまとまってきたら、学参を専門に扱う買取サービスを一度のぞいてみると、出すか残すかの判断が早くなります。

大学受験参考書・赤本 専門買取サイト「学参プラザ」

※ 買取価格・対象品目・送料の条件は業者ごとに違い、時期によっても変わります。申し込む前に、各社の最新の条件をご確認ください。

四つを並べて比べる

行き先手間お金向いている本
① 残す小—書き込みなしの問題集/学年をまたぐ参考書
② 譲る小—状態がよく、改訂から日が浅いもの
③ 資源に出す小—書き込み済みのドリル・プリント類
④ 専門買取中(梱包と発送)+塾テキスト・過去問・学習参考書(まとまった冊数)

お金が入るのは④だけですが、①〜③のほうが件数としてはずっと多いはずです。四つを比べる目的は、④を増やすことではなく、④に出せる本だけを選り分けて、残りを迷わず流すことにあります。

わが家の線引きと、手放す前の一手間

私は「書き込みがあるか」「来年も学年が同じ範囲を使うか」の二つだけで分けています。書き込みがあれば③、なければ①か②、まとまった学参が出たら④。この三十秒の判断で、春の山が半日で片づくようになりました。

ひとつだけおすすめしたいのが、手放す前に一冊だけ「総まとめ」の本に集約しておくことです。一年ぶんのドリルを全部残す代わりに、学年の総復習が一冊にまとまった本を用意しておくと、あとで戻りたくなったときにそこへ帰れます。冊数を減らしても不安が残りにくい、というのが実感でした。

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教科ごとに薄く積み直したいときは、単元別に分かれたドリルのほうが戻りやすいこともあります。

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迷ったときの順番

①書き込みの有無で分ける → ②残す本を学年ごとに二、三冊まで絞る → ③書き込み済みは資源へ → ④学参がまとまったら買取を検討する。この順番なら、いちばん判断が重い「売るかどうか」が最後に来るので、手が止まりにくくなります。

新学期の前にまとめてやるなら、新学期がはじまる前の1週間でやることの流れに組み込むと一度で済みます。教材そのものを替えるかどうかを迷っている場合は、学年が上がったら通信教材は替えるべきかも参考にしてみてください。

今日できる小さな一歩

山の上から十冊だけ取って、書き込みがあるかないかで二つに分けてみてください。全部を片づけようとすると始まりませんが、十冊なら五分で終わります。分けたところで手が止まっても、次の日にその続きから再開できます。

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