小学生のプログラミング、お金はどこにかかる?|無料・通信・教室の三段階を低・中・高学年べつに考える

おうち学習ナビのアイキャッチ画像。プログラミングにかかるお金を三段階に分けて考えることを示したティールとコーラルのカード 子供プログラミング

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二学期がはじまると、わが家では習い事の話が必ず一度出ます。今年よく聞かれたのが「プログラミングって、結局いくらかかるの」という一言でした。検索すると、無料ではじめられると書いてある記事と、月謝の一覧が並んだ記事が同時に出てきます。どちらも本当なのですが、それぞれ違う段階の話をしているので、読んでも自分の家の見積もりにはなりません。この記事では、かかるお金を三つの段階に分け、低・中・高学年べつにどこから入るかを整理します。金額の大小より、いつ財布が開くのかを先に知っておくのが目的です。

この記事でわかること

  • 費用が読めなくなるのは、三つの段階がひとまとめに語られるから
  • 段階ごとに「何に払うのか」「一度きりか毎月か」がどう変わるか
  • 低・中・高学年で、どの段階から入ると無理がないか
  • 教室の体験に行く前に確かめたい、月謝以外の四つ

費用が読めないのは、三つの段階がひとまとめに語られるから

プログラミングにかかるお金は、一本の値段ではありません。ためす・続ける・見てもらうの三つの段階があり、段階が上がるたびに払う相手が変わります。無料ではじめられると書いてある記事は一つめの段階を、月謝が並んでいる記事は三つめの段階を説明しているだけで、どちらもうそではないのです。

やっかいなのは、三つめの段階の金額がいちばん目立つことです。最初にそこを見てしまうと、まだ入口にも立っていないのに「うちには高い」で話が終わってしまいます。順番に見ていけば、お金を出さずに確かめられる範囲がどこまでかがはっきりします。

そもそも何歳から始めるものなのかが決まっていない場合は、先に子どものプログラミングは何歳から始める?を読んでおくと、この記事の三段階が自分の家のどこに当たるか判断しやすくなります。

三つの段階と、お金の出かた

三つの段階を、何に払うか・お金の出かた・向いている時期で並べると次のようになります。金額は各社の改定で変わりますし、家にある機器によっても増減しますので、ここでは「どこで財布が開くか」だけを見てください。

段階何にお金を払うかお金の出かた向いている時期
① ためすほぼかからない(家にある端末と通信のみ)出ない興味が続くかを見る最初の数週間
② 続ける通信教材・書籍・組み立てキット一度きり、または毎月①が二、三週間続いたあと
③ 見てもらう教室やオンラインの月謝・入会金・教材費毎月+初回にまとまった額作ったものを人に見せたがりはじめてから

①は、画面の上でブロックを並べて動かす形式の無料教材が中心です。文字を打たずに命令を積めるので、ローマ字を習う前の学年でも触れます。ここで手が止まるようなら、②や③へ進んでも同じところで止まりやすいと言われます。

②は、毎月かかるものと買い切りのものが混ざります。毎月の出費を増やしたくない家庭は、まず買い切りの本やキットで様子を見るという手があります。教材の型そのものを見直す時期に当たっているなら、学年が上がったら通信教材は替えるべきかもあわせて確認してみてください。

③は、月謝だけを見て決めないほうが安全です。理由は後半の「体験に行く前に確かめる四つ」で書きます。候補を先に眺めておきたい場合は子供プログラミング教室おすすめ6選が一覧になっています。

低・中・高学年べつ、どの段階から入るか

同じ①から始めるにしても、学年によってつまずく場所が違います。学年ごとの全体像は年齢別おうち学習ガイドにまとめていますので、ここではプログラミングに絞って書きます。

低学年(一・二年生)は、画面より先に「順番」に慣れる

低学年でつまずくのは、命令の意味ではなく順番どおりに並べるという発想そのものであることが多いようです。画面の中だと、うまくいかない理由が見えないまま総当たりになりがちで、そこで飽きてしまいます。

この時期は、手を動かして順番を試せる遊びのほうが入りやすいことがあります。わが家では、パーツをつないで球を転がす玩具を先に置きました。転がらなければ、どこで止まったかが目で見えるので、直す場所を自分で見つけられます。感じ方には個人差がありますが、画面に戻ったときの粘りが少し変わったように思います。

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遊び方や対象年齢はくみくみスロープのレビューにまとめています。

中学年(三・四年生)は、無料の段階で作品を一つ仕上げる

中学年は、ブロック型の無料教材で最後まで動くものを一つ作りきるところまで行けると、②へ進むかどうかの判断がしやすくなります。逆に、作りかけばかりが増えるようなら、まだ①のままでかまいません。お金を足しても、作りきる力は増えないからです。

この学年でよく聞くのは、費用よりもやめどきが決まらないという悩みです。楽しくなると平日でも一時間を超えてしまい、宿題が後ろへ押し出されます。時間を言葉で伝えるより、残りが目で見える形にしたほうが折り合いがつきやすいと言われます。

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使い勝手は時っ感タイマーのレビューで詳しく書いています。

高学年(五・六年生)は、学校で習う内容とつなげて考える

高学年は、学校の授業でも扱いが始まっているぶん、家でやることが授業の延長なのか、別のことなのかを分けて考えたほうが迷いません。学校で何を習うのかはプログラミング教育の必修化はいつから?で整理しています。

③の教室を検討するのは、この学年からでも遅くないと言われます。むしろ、本人が作りたいものを言葉にできるようになってからのほうが、体験の場で聞くことが具体的になり、合うかどうかを見分けやすくなります。

体験に行く前に確かめる四つ(月謝以外に出るお金)

③へ進むと決めたとき、月謝だけで比べると後から差がつきます。金額は改定されるので本文には書きません。かわりに、体験の場で必ず聞く四つを決めておいてください。

体験で聞く四つ

  • 入会金と、初回にまとめて払うものがあるか
  • 教材費や端末の扱い(貸し出しか、購入か、家の機器を使うか)
  • 休んだときの振替ができるか、期限はいつまでか
  • やめるときの申し出の締切と、最低限続ける期間の決まりがあるか

この四つは、タブレット教材をやめるときに問題になる費目とほとんど同じ形をしています。先にタブレット学習は途中でやめるといくらかかる?を読んでおくと、聞き方の見当がつきやすくなります。

金額や条件は各社の改定で変わります。数字は必ず公式の資料と規約で最新のものをご確認ください。

体験は無料でも、教室によって「入会金」「教材費」「送迎」の出かたが違います。実際の金額は行ってみないと分からない部分が大きいので、通える範囲の教室で体験を受けてみるのが結局いちばん早いです。下の教室は体験の申し込みができます。

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迷ったときの順番

①家にある端末で無料の教材を二週間ためす、②続いたら買い切りの本やキットを一つ足す、③作ったものを見せたがったら教室の体験へ、の順です。お金が出る場面を一段ずつ後ろへずらすだけで、合わなかったときの損が小さくなります。

二学期は行事が多く、家の時間が読みにくい時期でもあります。新しいことを足す前に、いまの一週間のどこに三十分が空いているかを見てから決めると、①の段階でつまずく確率が下がります。

今日できる小さな一歩

  • 家にある端末で、ブロック型の無料教材を親子で十五分だけ触ってみる
  • 「今週のどこに三十分あるか」を家族で一か所だけ決める
  • 教室の資料を取り寄せるなら、上の四つを聞くメモを先に作っておく
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