9月の五連休、宿題は全部先に終わらせなくていい|毎日短く座る・さかのぼりと分ける・最終日に予行演習、三つの組み方を低・中・高学年で比べる

年齢別ガイド

本記事はプロモーション(広告)を含みます。

今年の九月は、暦の上では19日(土)から23日(水・秋分の日)までの五連休になります。夏休みが終わってまだ一か月足らず、学校のリズムがようやく戻ってきたところでの五日間です。連休中の宿題は「前半で全部終わらせる」と言いたくなりますが、実はそれ以外にも組み方があります。この記事では、全部を先に終わらせる以外の三つのやり方を比べ、低・中・高学年でどれが合いやすいかを整理しました。家庭ごとに予定も子どもの性格も違いますので、合いそうなところだけ使ってください。

五連休で崩れやすいのは「量」より「起きる時刻」です

連休明けに困るのは、宿題が残っていることより、朝起きられない・机に向かう時刻が思い出せないことのほうだと言われます。二学期が始まって三週間ほどで体が学校の時間割に合ってきたところに、五日間の休みが入ると、寝る時刻と起きる時刻が少しずつ後ろへずれていきます。

ずれ方には段階があります。最初の二日はほとんど変わらず、三日目あたりから起きる時刻が遅くなり、最後の二日で戻そうとしても戻りきらない——夏休み明けに経験した方も多いと思います。つまり連休の宿題の組み方は、量をどう片づけるかと同時に、毎日同じ時刻に机へ座る習慣をどう残すかの問題でもあります。

九月の新学期前に生活リズムを戻す手順は新学期がはじまる前の1週間でやることにまとめています。今回はそれを五日間に縮めた版だと考えてください。

「前半で全部終わらせる」の良いところと落とし穴

最初の二日で宿題を片づけ、残り三日を自由に過ごす。親としてはいちばん安心できる組み方です。出かける予定が後半に集まっているなら、これが合う家庭もあります。

良いところ「終わった」という区切りがはっきりしていて、後半は宿題のことで声をかけずに済みます。
落とし穴後半の三日間、机に向かう時間がゼロになります。連休明けの朝に、机へ向かう時刻そのものを忘れていることがあります。

そこで、全部を先に終わらせる以外のやり方を三つ並べます。

全部を先に終わらせる以外の、三つのやり方

①毎日、同じ時刻に「短く」座る

宿題の量を五日に割り、毎朝同じ時刻に十五分から二十分だけ机へ向かいます。一日の量は少なくて構いません。大事なのは時刻をそろえることで、朝ごはんのあと、と決めてしまうと声かけも短く済みます。時間の区切りは、残り時間が目で見えるタイマーがあると親が何度も時計を読み上げずに済みます。

②「宿題」と「さかのぼり」を分けて持つ

学校の宿題は前半で終わらせ、後半は一学期のつまずきを一日一枚だけ戻る時間にあてる組み方です。机に向かう習慣は切れず、しかも宿題とは違う中身なので、本人の気持ちの上では「休み中の勉強」が増えた感じが少なくなります。どこまで戻るかの決め方はさかのぼり学習の進め方をご覧ください。

③最終日に「予行演習」の一時間だけ残す

宿題はいつやっても構わないけれど、連休最終日の夕方に、翌日の時間割どおりに一時間だけ机へ向かうことだけは決めておくやり方です。音読や計算カードなど、翌日に提出するものを最終日にまわしておくと、自然に予行演習になります。予定の多い家庭でも、残すのは最終日の一時間だけなので守りやすい組み方です。

三つを比べると、こうなります

物差しは三つです。予定が入っても崩れにくいか、親の声かけがどれくらい要るか、連休明けの朝に効くか。

やり方予定が入っても崩れにくいか親の声かけ連休明けの朝に効くか
①毎日、同じ時刻に短く出かける日は朝だけ座れば済む最初の二日だけ◎時刻が体に残る
②宿題とさかのぼりを分ける後半の一枚は休んでもよい教材を選ぶときに要る○習慣は切れない
③最終日に予行演習だけ残すいちばん崩れにくい最終日だけ○前日に思い出せる

どれか一つに決めきれないときは、③を必ず入れて、余裕があれば①を足すのが外れにくい組み合わせです。③だけなら最終日の一時間しか使わないので、どんな予定の家庭でも実行できます。

低・中・高学年で、合いやすいやり方が変わります

低学年(一・二年生)

生活のリズムがいちばん崩れやすい時期なので、①の「毎朝同じ時刻」が合いやすいと言われます。量は音読一回と計算プリント一枚くらいで十分です。座ったこと自体をカレンダーに丸で残すと、本人にも続いている様子が見えます。

中学年(三・四年生)

宿題の量が増え、自分で段取りを考え始める時期です。②の「宿題とさかのぼりを分ける」を、どちらを先にやるか本人に選ばせる形で渡すと、任されている感覚が生まれます。

高学年(五・六年生)

友だちとの予定や習い事で連休中も忙しくなりがちです。③の予行演習だけを親と約束し、それ以外の配分は本人に任せるほうが、口論が少なくて済みます。終わったかどうかではなく、最終日に一時間座れたかどうかだけを確認します。

声かけを減らすための道具

①のように短い時間で区切るときは、親が「あと何分」と言い続けると、それ自体が小言に聞こえてしまいます。残り時間が色の面積で減っていくタイマーを机に置くと、時間の管理を道具に任せられます。使い方の細かい点は時っ感タイマーのレビューで書いています。

ソニック 時っ感タイマー トキ・サポをAmazonで見る残り時間が色の面積で見える・価格と在庫は最新の表示をご確認ください

毎日座ったことを記録として残したい場合は、宿題に取り組んだ時間がスマートフォンのアプリに残るペン型の道具もあります。連休中に「今日も座れた」を親子で振り返る材料になりますが、価格は文房具としては高めなので、長く使う前提かどうかで判断してください。

コクヨ しゅくだいやる気ペンをAmazonで見る取りかかった時間が記録に残る・価格と在庫は最新の表示をご確認ください
💡
連休の宿題で決めるべきなのは「いつ終わらせるか」より「いつ座るか」です。時刻さえ残っていれば、量はあとから調整できます。

今日ひとつだけ決めるなら

連休最終日の夕方に、翌日の時間割どおり一時間だけ机に向かう——この一つだけを、今日のうちに家族の予定に書き込んでおいてください。ほかのやり方は、連休に入ってから子どもの様子を見て足せば間に合います。宿題そのものに取りかかれない日が続くときは宿題に取りかからない子への「最初の一歩」も参考にしてください。

📚 関連記事:運動会シーズンに宿題が回らなくなる家庭へ時計とタイマーで「終わりの時刻」を二か所つくる›
タイトルとURLをコピーしました
AFFTEST-PLAIN-123